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ダンスの1歩は何処から何処までか
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/10/21(日) 21:13 No.1130
 

僕はここ十年近くネットでダンスに関する書き込みをする度にバカの一つ覚えの様に次の事を言い続けています。

「「ダンスの教科書、ボルテクは次の基本的な考え方の元に書かれている。
その基本的な考え方とは、ダンスの1歩とは片足(スタンデイングレッグ)の上をボデイの重心が通過した時点から次の片足(スタンデイングレッグ)の上をボデイの重心が通過する時点までである。」」

AA)僕はネットで投稿のチャンスがある限り、この考え方を主張は続けようと思っています。
何故ならばこの考え方に基づかなければ教科書を正確にそして正しく読むことはできないと思っているからです。

BB)多くの方がナチュラルターンであればイチと言いながら右足を着地した着地点から1歩目が始まるとお考えですがこの考え方では絶対に教科書を正しく読むことはできないと思っています。

CC)僕の考え方はネットでダンスの啓蒙に尽力されておられる有名なK先生も同じお考えをしておられることを最近ご確認いただいたものと思っています。
多分tamaさんにもご賛同いただいていると思っています。
僕がしばらくお世話になったブログの管理人様は何故か両足が揃う事が条件の一つと言っておられたように思います。
この管理人様と僕の意見交換は平行線をたどったままだと理解しています。

DD)最近発行されたWDSFの教科書(原本)でも表現は異なっていますが僕が主張し続けてきた考え方と同じ考え方が書かれていると思っています。
僕はWDSFの教科書の日本語版は見ていませんが、英文の原本の写しを読む機会が有りましたので原本と書かせて頂きました。


WDSFの教科書
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/12/17(月) 14:14 No.1136
 

僕はこれまでネット中心ですがWDSFの教科書に目を通された十数名の方々の印象、考え方に接してきました。
そしてほぼすべての方がWDSFの教科書はISTD(ボルテク)よりはるかに分かり易く、明確に書かれ、より進歩し優れた教科書だとのお考えを述べておらえます。

僕は皆さんが下記の点についてWDSFの教科書をどのように読み解いておられるかに強い興味があります。

11.
WDSFは教科書に書かれた各ステップの始めと終わりはどのような時点だと考えているのか。

22.
教科書に書かれたチャートは11.の考え方に完全にマッチした考え方で作られ、書かれているか。

33.
チャートに書かれた各ステップを実際に踏む時の時間的長さは指定されたビートバリューの長さに十分マッチしているか。


ダンスの教科書の基本原理
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/12/09(日) 10:44 No.1134
 
ダンスの教科書の基本原理

ダンスの教科書(ボルテク)は論理的に纏め、書かれており、ダンスの聖書的な存在であると考えられている本だと思います。
この点に関しては皆さんからご賛同を頂けるのでなないかと思っています。

そしてこのボルテクが全編を通して論理的に書かれているという事はこの本はある基本原理の元書かれているという事だと思います。
それでは教科書のその基本原理とはどのような考え方なのでしょうか。
僕は前にも書きましたがその基本原理とは次のような考え方になるのだと思っています。

(11)
ダンスの1歩とは片足(スタンデイングレッグ)の上をボデイの重心が通過した時点から次の片足(スタンデイングレッグ)の上をボデイの重心が通過する時点までである。
(22)
スタンデイングレッグの真上に重心が一定時間留まる場合は重心が次のステップの為にそのスタンデイングレッグの真上から移動を始めた瞬間がそのステップの終わりであり次のステップの始まりである。
(スタンデイングレッグの真上に重心が一定時間留まる場合とは、足の踏み替えもしくは同一スタンデイングレッグの上で2拍以上のステップが行われる場合を指す)
(33)
教科書に書かれている通り、音楽のビートバリューは該当ステップの始めから終わりまでに要する時間と同じである。

教科書はかかる考え方に基づき区切られた各歩(1歩、1歩)毎の足、ボデイの動き、動作を解説したものだと考えられます。
僕は上の基本的な考え方はISTD、IDTA,WDSFの教科書全てに該当する考え方であり、万一もし各教科書の記載がこの考え方と合致しない考え方で書かれている場合は上の考え方が間違っているのではなく、その教科書の記載に無理があると考えるべきだと思っています。

ダンスの先達の考え方を強く信頼されている皆さんからは大顰蹙をかうのは目に見えていますが敢えて僕の考え方を書かせて頂きました。


Re: ダンスの教科書の基本原理
ダンキチ : 2018/12/10(月) 10:13 No.1135
 

上でダンスの教科書の基本的な考え方を書きましたが、その元となる考え方をもう少し書いてみます。

ダンスとは音楽に合せ,1歩1歩ステップを踏み、自然なボデイの動きをキープしながらフロアを移動していく連続した動作だと思います。
そしてこのような動きをするボデイ、即ちその重心の動きは次のような動きをしているのだとの考えです。

ボデイ(重心)はあるポイントから直線移動をし、次のポイントで方向変換をします。
そしてまた直線移動をし、次のポイントで方向転換をします。
ダンスをしている時のボデイの重心は常にこのように・・直線移動・・方向転換・・直線移動・・方向転換・・の運動を繰り返しているのだと思います。

このボデイの重心の直線移動の始まりから終わりまでが1歩であり、直線移動の終りが方向転換点であり、1歩の終りのポイントであり、2歩目の始まりのポイントだとの考えです。
そしてこの方向転換点はダンスの場合にはサポーテイングレッグの真上に重心が到達するか、もしくは通過した時点だと考えるのが最も自然であるとの考え方がベースとなっています。


WDSFの教科書
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/11/24(土) 10:41 No.1133
 

これまでこちらの紙面を拝借、日頃から僕が勝手に考えている教科書を読む上での基本的な考え方、問題と思われる点の骨子を一通り書かせて頂きました。

もし目を通して頂いた方で、不明点、疑問点そして異なるご意見があればご遠慮なく書き込み、コメント頂ければと思います。

所で今まで書いてきたこと以外に僕はもう一つ気になっている点があります。

それはWDSFの教科書についてです。

これまでネットでWDSFの教科書に接したことのある皆さんのコメント、ご意見を聞く機会が有りましたが全ての方がWDSFの教科書はISTD(ボルテク)よりも遥かに進み、整理されている素晴らしい教科書だとのコメントを述べておられます。

しかし僕にはどうしてもWDSFの基本的な考え方の一部に納得できない点があり、総合的に見た場合ISTD(ボルテク)の方がより理にかなった教科書であるとの強い思いを拭い去ることができません。

この問題はWDSFの教科書に接した方でないとご理解頂けない問題だと思いますのでこれ以上書くことは控えますが、もし何方かでこの点に関してご興味がある方がおられましたらコメント頂ければと思います。



福頼先生のCBMに対する考え方
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/11/04(日) 10:45 No.1132
 

ネットでダンス論議をする際、論客の皆さんが良く参照される福頼先生はCBMを次のAA,BBのように説明しておられます。

AA.
CBMは本来、一歩前進または後退するのと同時に自然に現れている動きである。
人は歩くときに手を振って歩く。左足を前にステップする時には右手を前に振るから、左足が前に動き始めると同時に右手が前に動き始める。右手が前に動くだけではなくて、右の肩も前に動いている。ダンスでは、この動きを注意深くコントロールすることによって、滑らかな回転の動作を作り出しているのである。ダンスでは、同じ側の肩と腰は鉛直線上に位置するのが原則だから、肩だけが前に出て体がねじれないように、腰を前に出すように注意しなければならない。

BB.
CBM を作るために必要なのは,体重を支えている足の裏に、 床をねじるようにかける力である。]左足で体重を支えて立っている時に[ 時計回りにねじる力をかけたら体が左に向く。][ 反時計回りにねじる力をかけたら、体が右に向く。

(11)
先生はAAのCBMの説明の中で「ダンスでは、同じ側の肩と腰は鉛直線上に位置するのが原則だから、肩だけが前に出て体がねじれないように、腰を前に出すように注意しなければならない。」と言っておられます。
この考え方はCBMの際にも両肩を結ぶ線と両腰を結ぶ線は平行しており、ボデイは1枚板の様になっているとの考え方であり、アレックスムーアが1939年に「Ballroom Dancing」で書いたCBMの考え方と同じだと思います。
と言う事は先生が考えているCBMは現在、世界や日本で主流として踊られている上半身と下半身の絞りを生じさせる踊り方(CBM)とは明らかに異なっていると思います。

(22)
先生はCBMを作るためには「足の裏に、床をねじるようにかける力である」と言われています。
この床をねじるような感覚は前にも書きましたようにボデイを一枚板の様にして踊る際のCBM,すなわち腰より下の脚、足部で行う絞りを行うための独特の感覚だと思います。
ボデイを一枚板の様にして回転する場合は踏み出す足の反対側の肩と腰が一緒に同方向に回転するために踏み出した足のボールの上で回転が必要になります。
従い先生が言われるように「床をねじるようにかける力」を使いボールの上で回転をするのだと思います。

しかし昨今のCBMは上半身と下半身の絞りであるために踏み出した足の反対側の肩は腰に先行して回転を始めます。
そして後方に残っていた反対側の腰は肩に遅れて回転を始めそのステップの終わりで先行する肩の回転に追いつきます。
従い現在踊られているCBMのステップでは「床をねじるようにかける力」即ちボールの上での回転は必ずしも必要ではないと思います。

このことは現代の踊り方では教科書に書かれた通りのピボット(CBMの最も強いステップ)の踊り方がなされていない点に顕著に表れていると思います。

教科書によるとピボットではトーを内側若しくは外側に向けてステップ、そして踏み出した足の上のボールの上で回転が行われることになると思います。
しかし現代の踊り方ではこのボールの上では回転は殆ど行われていないと思います。

いずれにしてもネットの世界でダンスの理論的指針を書いておられる福頼先生のボデイを一枚板の様にして踊る踊り方(古い踊り方)とCBMの考え方が現在の日本のダンス界の踊り方及びCBMの考え方に強い影響をあたえているような気がしてなりません。


スローのチェンジオブダイレクション(SSS)
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/09/29(土) 20:33 No.1124
 
教科書ではスローのチェンジオブダイレクションのタイミングはSSSです。
僕はこのSSSに何となく納得できないでいます。
以前からパーテイーでチェンジオブダイレクションは使っていたのですがしっくりこず、いつの間にか使わなくなっていました。
先生方はチェンジオブダイレクションはアマチュアの方には結構難しいステップですと言われますがそれだけではない様な感じがしています。
僕はこの違和感は何時の頃からか次のような事に理由があるのではないかと思っています。

スローの曲は4/4拍子で1小節4拍で演奏され、踊られています。
しかしチェンジオブダイレクションはSSで1小節(4拍)が踊られ、3番目のSでは次の小節の前半の2拍で踊られる事になると思います。
そして後続のフィギャ―例えばフェザーステップの1歩目のSは1小節の後半の2拍から踊られることになり、どうも裏でリズムを取る踊りになっているのだと思います。
そしてその後ずっとこの裏リズムが続くことにより何となく違和感を感じるのではないかと思っています。

今まで教えて頂いた何人かの先生はサークルのルーテイーンを組む際にSSSではなくSSSSとタイミングを取ってルーテイーンを組んでおられたのもこのような理由からではないかと思っています。

チェックしてみるとスローではチェンジオブダイレクションの他にナチュラルターンの終わり4,5,6歩がSSS,リバースウェイブの終わり7,8,9歩がやはりSSSであり、チェンジオブダイレクションと同じタイミングになっていると思います。
ナチュラルターンの4,5,6歩もリバースウェイブの7,8,9、歩も一般には殆ど踊られていないように思います。
ヒールプルと言うあまり使い慣れていないステップであることも影響しているかもしれませんが、やはり後続のフィギャーから裏のリズムを取る事になり、踊りにくくなるのが大きな理由のような気がしてなりません。

尚スローの他のフィギャーでは前フィギャーの最終歩が後続フィギャーの1歩目とダブる等の踊り方をすることでリズムの取り方が裏にはならないように工夫されている様に思います。


Re: スローのチェンジオブダイレクション(SSS)
ダンキチ : 2018/10/13(土) 13:44 No.1129
 

チェンジ・オブ・ダイレクションの踊り方SSSS

スローのチェンジオブダイレクションですがJBDFの考え方が分かるのではと思いインターの規定の動画をチェックしてみました。
すると2007年及び2011年のスローの規定でチェンジオブダイレクションが踊られていました。

2007年
https://www.youtube.com/watch?v=RjIAc3uSQSc
20011年
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=BXetD-7EM-U

何れの年もチェンジオブダイレクションはSSSSで踊られています。
インターはご存知の通りJBDFが長年最も力を入れ主催してきた国内最大のダンス界のイヴェントだったと思います。
そしてそのイベントの規定科目の一つ、チェンジオブダイレクションが教科書に書かれているSSSではなくSSSSで踊られているという事はJBDFがSSSSと踊る方がより自然だと考えているという事だと思います。
又世界のトップクラスの人達が公式の舞台で規定科目とされるフィギャーをSSSSで踊るという事は世界的にも認知された踊り方だと言えるのではないでしょうか。

SSSSで踊られているのはやはり裏カウントの不自然さを解消するためではないかと僕には思えます。


CBMではない前進後退歩とは?
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/10/09(火) 12:01 No.1128
 
先般CBMについて書かせて頂きました。
それではCBMのステップとCBMでないステップはどのように違うのでしょうか。

(AA)
CBMとは前にも書きましたように回転を始める為に上半身と下半身の絞りを生じさせる動作です。
そしてこの絞りとは回転をするためのエネルギーを貯める為に上半身と下半身のジョイント部の張り、テンションが生じた状態の事を言っているのです。
一方CBMでないステップでは上半身と下半身のジョイント部では張り、テンションは生じていません。
何故ならば次のステップでも前進後退歩が続くために回転を始める為の上半身と下半身のジョイント部ではテンション)のエネルギーを貯める必要がないからです。

(BB)
それでは上半身と下半身の張り、テンションのある状態と、ない状態とは具体的にはどのように違うのでしょうか。
右足前進歩のCBMPのステップを例に考えてみます。
右足前進歩のCBMPのステップは右足前進と同時に左側上半身が踏み出した足と同じ方向に動くために両腰を結んだ線と両肩を結んだ線は平行ではなく交差した状態となります。

先ずはCBMPのステップを踏みながら上半身と下半身のジョイント部に張りとテンション(絞り)を持たせる動作をしてみて下さい。
感覚的は下半身は左側へ上半身は右側へと反対側に回す感じです。
そして念のため右足を踏み込んだ時に(おへそ)の位置を確認してみて下さい。
おへそは真正面よりも少し右側に向いていると思います。
この様な状態のCBMPのステップではCBMの動作が行われているのです。

次に同じCBMPのステップを踏みながら上半身と下半身のジョイント部には張りもテンションも感じない動作(上半身と下半身を折りたたんだような状態)をしてみて下さい。
そして同様に(おへそ)の位置を確認してみてください。
おへそは真っ直ぐ真正面を向いていると思います。
このような状態のCBMPのステップはCBMのステップではないのです。
同じCBMPでもCBMのステップとCBMでないステップがあるのです。

(CC)
視点を少し変えてみます。
試しに両足を揃えた状態から、おへそを真正面より少し右側に向けながら真っ直ぐ右足前進歩を踏んでみて下さい。
そして続けて左足を同じく真っ直ぐ前進してみて下さい。
ボデイは自然と右側へ回転を始めていると思います。
この右足前進歩ではCBMの動作が行われているのです。

次におへそを真っ直ぐ真正面に向けたままで右足前進歩を踏んでみて下さい。
そして続けて左足を真っ直ぐ前進してみて下さい。
ボデイは回転せずに真っ直ぐ前進を継続すると思います。
この右足前進歩ではCBMの動作は行われていないのです。


CBMの混乱/IDTAの罪
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/10/04(木) 20:05 No.1127
 
先般ダンス界はCBMの理解で混乱していると書きました。
そして僕は以前からあちらこちらでダンスの指導的立場におられる方が「サイドーリーデイングとはCBMの反対の動作である」とのコメント、説明をしておられることに強い疑問を持ち続けてきました。
そして最近この問題の原因が分かったような気がしています。

その原因はIDTA(ガイハワード)の教科書にあると思います。
IDTAは教科書のサイドリーデイングの項目で次のように説明しています。

「(サイドーリーデイング)はCBMの反対で、ステップした足と同じ側の体を、ステップする時と同時に、前方又は後方に動かすことで、通常アウトサイドのステップで用いられる」

IDTAの上の説明は逆に言えば次のように言っているのです。

「CBMとはサイドリーデイングの反対でステップした足と逆の側の体を、ステップすると同時に、前方又は後方に動かすことである。」

「ステップした足と逆の側の体をステップすると同時に前方又は後方へ動かす」動作の典型はCBMPのステップです。
という事はIDTAはCBMPのステップは全てCBMのステップだと言っているのです。
しかしそうでないことは明らかです。
ISTDもそうですがIDTAの教科書でも「CBMであるCBMP」と「CBMでないCBMP」の2種類のステップを明確に分けて書いているのです。
サイドリーデイングの反対の動作のステップはCBMのステップもあるがCBMでないステップもあるのです。

僕はIDTAの教科書の説明は自己矛盾を起こしており、間違っていると思います。

そしてこのIDTAの説明もダンス界がCBMの理解で混乱を起こしている大きな原因の一つだと思っています。


全てのステップで足の上に重心をのせて踊る。
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/10/01(月) 17:31 No.1125
 
もし未だ意識されていない方がおられれば、騙されたと思って全てのステップで重心を支え足の真上を通過させるかもしくは支え足の真上まで、到達させるつもりで踊って見ることをお勧めします。

僕の経験からすると大きくダンスが変わる可能性があります。

何故かと言うと教科書は「ダンスを踊る際には全てのステップで必ず支え足の上を体の重心が通過するか、もしくは重心が支え足の真上まで来るように踊りなさい」と間接的にですが言っているのです。

僕が教えて頂いた先生方は良く重心を乗せて踊りなさいとは言ってくれましたが、全てのステップで重心が足の上を通過するか、真上まで来るように踊りなさいとは言ってくれませんでした。

先生方は生徒には一歩、一歩、全てのステップで必ず体の重心が足の上を通過するかもしくは重心が足の真上に到達するように踊りなさいと教えるべきだと思います。
この考え方はダンスを踊る際の基本中の基本となる考え方だと思います。

注)足の上に重心が到達するかしないか議論が分かれているステップが一つあります。 それはコントラチェックの1歩目の左足CBMPでの前進歩です。



Re: 全てのステップで足の上に重心をのせて踊る。
ダンキチ : 2018/10/03(水) 10:24 No.1126
 

全ての足の上に重心を乗せて踊るべしと書きましたが何故重心を乗せて踊ると良いのでしょうか。
僕が勝手に考えたその効用です。

(1)音楽に合わせた踊りができます。
下の(2)とも関連しますが重心をしっかり足の上に乗せて踊れば自然にそして楽にボデイをコントロールすることができます。
ボデイを大きく、そしてゆったりとコントロールしながら踊る事ができれば音楽に合わせて自分の思う場所に、そして思うタイミングで着地することができます。
逆に自分のボデイをコントロールすることが出来なければ、自分の意図に反し音楽よりも早く着地せざるを得なくなってくると思います。
こうなると音楽にぴったり合わせて踊る事は先ず無理だと思います。

(2)相手の動きに楽について行く事ができます。
言葉を変えれば相手が軽く感じる踊りができます。
重心を足の上に乗せる踊りができないという事は重心が足の方向に向かって進んでいないか、もしくは重心が足の上に到達する前に着地してしまうと言う事だと思います。
従い踏み出した足は相手の着地のタイミングに合わせる事が出来ず、相手より早く着地してしまいます。
という事は相手の方は仕方なく自分が思った場所とは違う場所にそして自分が予定したよりも早く着地せざるをえなくなると思います。
要は相手の踊りに自分の踊りを合わせる事が出来ず、相手が自分の踊りに合わしてくれないと踊れなくなるのです。
相手の方は可哀想にどうしようもなく重い相手と踊る事になるのだと思います。

(3)方向転換がどちらの方向へも自然にそしてスムースに行えると思います。
ダンスの方向転換は本来重心が足の上に乗った時点で行われるものだと思います。
重心が足の上に乗らないと方向転換はスムースに出来ないと思います。スピンなどは全くできないと思います。

(4)踊りが大きくなります。
重心を足の真上を通過させることができればボデイを進行方向の真っ直ぐ反対側まで運ぶことができます。
重心が足の真上を通過しない場合はボデイを進行方向の反対側に到着する以前に着地せざるを得ず踊りが小さく、コセコセしたものになってしまうと思います。

何れにしても「全てのステップで重心をしっかり足の上に乗せて踊る」と言う事はダンスの基本中の基本だと思います。



ダンスの1拍は何処から何処までか
投稿者:ダンキチ 投稿日:2018/09/07(金) 11:27 No.1117
 
ダンスを踊る人達は皆ワルツは1,2,3とカウントを取りながら踊ります。
そして1,2,3はそれぞれ1拍づつであることには誰も異論はないと思います。

それではワルツのナチュラルターンを例にとった場合,1歩目カウント1の1拍とは具体的にはステップの動作の何処から何処までなのでしょうか。

僕はネットでブログを構え、ダンスの論陣を張っておられるお二人の方とこの件についての意見交換をさせてもらいました。
お二人は僕の考え方は完全に間違っていると言われ、逆に僕はお二人の考え方は間違っていると考えています。
はてさて真実はどうなのしょうか????

(僕の考え方)
ナチュラルターンの1歩目カウント1の1拍は左足予備歩の上をボデイの重心が通過した時点から踏み出した1歩目右足の上をボデイの重心が通過する時点までの間を示している。

(お二人の考え方)
ナチュラルターンの1歩目カウント1の1拍は1歩目右足が着地した時点(1とカウントしながら着地する時点)から2歩目左足が着地した時点(2とカウントしながら着地する時点)の間を示している。

注)
お二人も僕もナチュラルターンの1歩目(ステップ1)は予備歩左足の上の重心通過から1歩目右足の上を重心が通過するまでとの考え方は同じです。
僕はナチュラルターンの最初の1歩の始めと終わりは1拍の最初と終わりと同じであると考えています。
しかしお二人はステップと音楽の1拍は半拍ずれているとの考え方をしておられます。


Re: ダンスの1拍は何処から何処までか
ダンキチ : 2018/09/24(月) 20:04 No.1123
 

ここの話題は少し言い方を変えれば次のようにも言えると思います。
ナチュラルターンの1歩目を例に取ると、イチと着地しながらタイミングを取りますがこのタイミングは1拍目の頭で取っているのかそれとも1拍目の中間点で取っているのかという問題なのです。

意見交換をさせて頂いたお二人の方は僕の考え方はあり得ないと強く否定されていましたので僕と同じ考え方の先生もおられることをご紹介したくもう少し書かせて頂きます。

下記はanonymousさんと言われる方が紹介されていた内藤先生の「WDSF新教本(RMBA)の手引き」です。

http://naitohdanceschool.com/WDSFshinkyouhonbenkyoukaisiryou3.pdf

ご興味のある方はこの新教本の7ページ、「オフビート」の項を参照ください。
このページの右側のスケッチで示されているように内藤先生はワルツの1歩目は次のように踊りなさいと説明されています。

「1の前半の半拍の時に中間バランス、&(1の後半の半拍)でフットリカバーして全体重が乗ること。」

この踊り方は僕が主張している踊り方、即ち<<1歩目のタイミングは1歩目(1拍目)の中間点(着地点)で取る踊り方>>と全く同じ踊り方なのです。

尚先生は次のように言われています。
上に書いた踊り方は西洋的文化的な踊り方であり「高等技術」を使った踊り方である。
日本人は1の音でいきなりドスンと強くステップし、このような踊り方は野蛮な踊り方である。

僕には上の踊り方が特に高等技術だとは思えません。
日本人?普通のダンサーもやっている事だと思っていますが、先生が言っているのは上級者は中間バランスまでの半拍と次のフットリカバーまでの半拍をしっかりと正しいビートバリューで踊っているが、日本人?(初級者・一般人)は前半の半拍が早くなったりして、半拍、半拍の正しい間隔を取って踊るのが結構難しいと言っておられるのだと思います。
いずれにしても先生の考え方からして上級者も初級・一般人もステップの始めから終わりまでを1拍で踊っているのは同じだとのお考えであることは間違いないと思っています。

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